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土地の記憶を携帯する

コンテンポラリーアーティスト 川上亜里子さん    

INFORMATION

川上亜里子さんは現役の美大生(2013年現在)。太湯雅晴さんプロデュースの個展の案内で出会った。場所は横浜・黄金町のかつて遊郭街だったところ。人は古来土地に守られてきたが現代はそんな土地の力を忘れているのではないか。そういう問題意識から、土地を“携帯”したり、懐中に携えることでお守りにすること思い付く。とても不思議なアート。作品はすべて個展「懐中土地」(2013年5月12日-6月18日)より@横浜・黄金町のギャラリーRESORT。 
 
RESORTのサイト http://re-sort.info

作品

作品

まくら

  

遊郭だった建物の狭い階段を上がると、奥の間の赤い明かりの中には小さな畳が。

作品

まくら

  

そして畳の上には木で作られた枕。その上に布でくるまれた土。かつてここで寝た遊郭の女性が故郷の土を携えることをイメージして。

作品

まくら

  

こちらはギャラリー1階にあった枕。夢に土地の記憶を携えることを祈って。

作品

船のお守り

  

舟形の木箱に土と人型。航海にでる人たちが生まれた土地の記憶を携えるように。

作品

流木と船のお守り

  

彼女の出身地、北海道から携えた流木。これも場所の記憶を携帯するお守りのようなものとして。

作品

  

箱に入った土地の記憶。そして箱の上には苔が。この苔はそうは見えないのだが造ったものだそうだ。

作品

  

土地を飼う(買うではない)。お守りとしての土地=土をただ携帯するのでなく、檻に閉じ込める。

作品

檻その2

  

同じく土地を飼う。決して逃げないように。

作品

流木2

  

海にも場所の記憶が流れている。

作品

懐中土地のコンセプト

  

入口近くにはられていた今回のコンセプト。

作品

ギャラリーの外

  

ギャラリー前の通りは間口一間の家が立ち並ぶ旧遊郭跡。この環境をアートに取り込んでしまう。

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